カナダでその日ぐらし20年男、絵と写真の制作メモ
red verries

 

 

 

海岸へ抜ける道にある赤いベリーの木。

落ちていた小さな枝を拾って、家に持ち帰る。

小さなグラスに水を満たしてそっと差し込む。

ベリーの赤と葉のグリーンが少しだけクリスマス。

もう今年はツリーとか、無くてもいいんじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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winter leaf

 

 

 

この時期、ときどき濡れた道路の落ち葉を撮る。

コンクリートに張り付いた葉脈の模様に惹かれるのだ。

葉脈のパターンも無駄のない黄金分割の法則に従っているのだとか。

その葉脈のパターンはとても美しい。

細胞が死んでテクスチャーが壊れていく様子もまたいい。

退色して明度の落ちた色と粉かな砂利の色味も好きだ。

 

 

 

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差し込む光

 

 

 

 

 

秋から冬の雨期にかけて、

細切れの雲が西から東へどんどん流れて行く。

島では広範囲に一日中曇ったり雨が降ったりということは案外に少ないのだ。

この時期、雲と雲の隙間に太陽が光を差し込み、

宗教画で見かけるような、所謂、神々しい景色を作り出すことが多い。

海上にスポットライトのような光線が差し込まれると

その光景が単純に美しくて、ついつい見とれてしまう。

雲も流れて行くし、太陽もゆっくりと動くのでその光景は長くは続かない。

すべてのモノは目の前を流れて行く。自分はそれを見てるだけ。

スポットライトはほんの短い間、ある場所を照らして徐々に消えていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コンテナ船

 

 

 

 

島の11月は雨期のピークなので曇りや雨の日が多い。

一年で最も憂鬱な時期かもしれない。

それでも気温は10度前後あるので、散歩の際もTシャツに軽いフリースを重ねるだけ。

この島に来てから、本格的な冬用のジャケットは一切身に付けていない。

夏の朝晩も涼しいのでやはりフリースを着ているので、

年間を通じてワードローブが変わらないのが特徴。衣替えの必要がないのだ。

雨も降ったり止んだりでコロコロ変わるので、傘を使わずフード付きのジャケットを着てる。

この時期から来年の1月一杯まで、一応の冬なのだけど、もちろん雪は降らない。

日照時間が少ないことを覗けば、過ごし易い冬と言えるだろう。

それでもこの陰鬱な天気に嫌気を差して、冬の間メキシコあたりに逃げる人も多いとか。

 

さて、沖合に泊っている韓国製の大きなコンテナ船。

もう3ヶ月ほど動かない。例の韓国海運業の大手が破産し、

ビクトリアの受け取り側が荷物の受け取りを拒否しているためとか。

世界中にこんな形で港に入れない船が立ち往生している。

乗組員はたまったものではない。どう解決するのだろうか。

韓国は、もう問題だらだ。スマホは爆発するし、大統領は弾劾されそうだし。

もっとも日本もアメリカの大統領がトランプになったので、国の先行きはが不透明だ。

来年の春先あたりまで、今後どうなるのか目鼻が立ちませんな。

 

 

 

 

 

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復活

 

 

 

当ブログ、かなり更新が空いてしまった。

ここ数年、8、9,10、11月とサーモンのシーズンはすべてのエネルギーがそちらに向かってしまい、書くモノもそれが中心となり、私の居場所も分家の「ひぐらしフライ」の方に移ってしまう。さて、そろそろ本家に帰ろうかなとは思っていても、なんせ暫く写真も撮ってないし、絵も全然描いてないのだから、ネタが無い。まあ、釣り場の写真はあることはあるのだけど、写真作品というよりは釣りの記録的なものなので、こちらに持ってくるのもちょいと憚れる。で、そろそろ絵を描こうと思ってもう一月ほど経つのだけど、これがスランプ状態というか、意欲が全く湧いてこない。以前まで描いていた路線の続きをと思うのだけど、それまでの絵が全く酷いものに見えるのだった。どうしたのだろうか。視点が高くなり、より冷静に作品を俯瞰できるようになったためなのか、それともサーモンと遊んでる間に錆びてしまったのか。ギャラリーにも作品を渡していないし、ちょっと焦りもあるのは確かなのだけど、でも以前の絵が詰まらなく見えるというのは、きっと良いことなのだと思う。何か違うことをしたいということなのだ。さて、どこからとっかかりを摑んでいったらいいのか。とりあえず、すべてを忘れて、様々な絵や写真を眺めてみる。自分の琴線に触れる形や色、スタイルを確認する作業から始めてみる。自分はこうなのだ!と決めつけていたことがほんとにそうなのか、チェックし直す必要がある。もしかして、それは以前と変わってしまっているかも知れない。暫くはキャンバスに向かえないかもしれないけど、焦ってもしょうがないのだ。根が怠惰なので、追い込んで新しいものを絞り出すことがどうも苦手だから時間が掛かるかも知れない。このまま何も出て来ない可能性もあるけど、それはそれでしょうがない。絵はすぐに描けなくても、朝のウォーキングは相変わらずしてるので、また見慣れた海の写真でも撮り始めたい。それをきっかけにこちらのブログの方、何とか復活させたい。さて、今日の写真。今季、最後のサーモンの釣りで撮ったのだけど、まったく覚えていない。たぶん川の水の反射と落ち葉がアブストラクトなパターンを作っていたのに気が付いて、何気なく撮ったのだろう。色調調整したら、何となく気に入った一枚になった。さて、これがブログ復活の狼煙となるのか。

 

 

 

 

 

 

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あちこち、フラフラ

息子は今年26歳になるのだけど

半年、仕事でブリュッセルに滞在したことをフルに利用し

毎週末ヨーロッパの各地を旅しまくっていた。

金曜の夜になると独りで飛行機に飛び乗るのだ。

ロンドン、パリ、ストックホルム、リスボン、ウィーン、モスクワ..

今回の南イタリアの旅はまるまる2週間使っての

言わばヨーロッパの旅の締めくくり。

 

自分が彼の歳には東京で仕事ばかりで旅する余裕などなかった。

毎晩、仕事が終わると呑み歩いていた思い出しかない。

ま、それはそれで意味があったし学んだことも多かった。

旅することから学ぶこともあるし

呑み歩くことから学ぶこともあると思う。

 

自分の場合も結局、30歳を過ぎて日本を飛び出してしまった。

そして今も、カナダの西の端にとりあえず住んでるだけで

自分の人生の展開が変わる潮目をどこか持ってる感覚がある。

もう家を買うつもりもないし、いつでもどこにでも

移動できるように身軽でいたいと思っている。

本もほとんど捨てたし、持ってるモノも少ない。

 

親子揃って、そんな性格なのかも知れないなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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南イタリー

息子が2週間、親友と南イタリアを旅してきた。

昨日、その写真を送ってくれたので、一部を紹介します。

思ったよりも良い写真が多くて、びっくり。

私の写真よりも、断然いいです。

さすがにフルサイズのカメラ。何でも旅行の前に手に入れたらしい。

何だか、私もフルサイズ、ちょっと欲しくなった。

うーん、危ないなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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北の川

 

 

北の川へキャンプへ行った。

川と言えば、もちろん釣りが絡んでくる。

川の側のキャンプサイトに寝泊まりして終日ピンクサーモンを釣っていた。

キャンプサイトの周辺には町もコンビニもガスステーションもない。

食料と水を持ち込み、釣ったサーモンを料理した。

 

 

 

 

ブラックベアを沢山見た。

人間を怖がるので、鉢合わせしない限りわりと安全。

最近の日本のクマは凶暴で人を襲うらしいけど

ここは彼らの餌のサーモンが沢山あるので

人を襲うことはないらしい。

 

 

 

 

大きな白頭鷲も沢山見た。広げた翼は1メートルを超える。

浅瀬のサーモンを上空から狙っていた。

エルクのファミリーが川を渡っていた。エルクは巨大な鹿だ。

ここは完全に動物たちのテリトリーだった。

 

 

 

 

川は透明度がとても高く、サーモンの群れがはっきりと見える。

ひとつのプールに何百匹とひしめいていた。

フィッシャーマンズ・パラダイス。

あ、そういえば川の名前はアダム・リバーとイブ・リバー。

アダムとイブの禁断の楽園。

 

 

 

 

 

 

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ガウディの窓

 

 

ガウディ、おまけ篇です。

 

ガウディの建物を見ていて、とても気になったのが様々な窓。

そのデザインは彼がスケッチを起こして職人に指示したと思われる。

建物の装飾性に関しては、ガウディの場合、インテリア、エクステリアを含め

かなり広範囲に責任を自ら負っている。トータルですべてやるという考え方。

門のデザインなどアイアンワークも含まれていて、そのこだわりにはほんとに驚く。

そしてひとつひとつのデザインが大胆で緻密、

人の意表を突きながら、彼のスタイルで一貫しているのだ。

最初に建物のコンセプトと構造のアイデアがあると思うのだけど、たぶん

スケッチを描きながら、すでに細部のデザインイメージもトータルに考えている。

ディテールに魂は宿るという言葉どうりですね。

 

 

 

 

 

 

 

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グエル公園

 

 

 

 

さて。ガウディ、そろそろ終わりかな。

 

最後はグエル公園。ガウディがデザインした市内を見渡せる丘に上にある公園。

元々は60戸ほどの戸建て住宅地として計画されたものらしい。

ガウディのスポンサーだったグエル氏が金を出して作り始めたのだけど

家があまりに奇抜だったため、販売の見とうしが立たず2軒作っただけで計画は頓挫。

その2軒にはガウディとグエル氏がそれぞれ住んだという。

その後、他の家は建たず、公園になった。

 

 

 

 

この物件はガウディにとっては初の土木工事的なプロジェクトだ。

建物ではない公共のための空間デザイン。

斜めの柱で支えられた遊歩道のデザインはガウディならではのアプローチ。

中央にある有名な20本のコラムで支えられた屋根には波状にモザイクのベンチ。

彼がこの場所に集う人たちのことを想い、共有する心地良い空間を

作ろうとしたことがよく理解できる。

 

 

 

 

門の脇には小さな門番の家とも言える家が二つ。

お菓子の家を連想させるデザインはジョークではなくて彼が真剣に考えたものだ。

モザイクの屋根を眺めているとこちらの頭がクラクラしてくる。

もう普通の人の感覚を完全に超えていますね。

 

 

 

 

 

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