カナダでその日ぐらし20年男、絵と写真の制作メモ
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LQR | fishing Oct. 7
 Little Quilcum Riverは増水だった。それでも月曜日にもかかわらずフィッシャーはそこそこ川に散らばっているようだ。まあね、サーモンのシーズンですから。みんな、誰しも年に一度のこの時期、サーモンを釣りたいわけね。さて、増水して水位が上がれば当然流れも早くなるわけで、各プールともフライをスィウングさせてサーモンのバイトを取る適正スピードを遥かに越えていた。困ったね。とりあえず、いつものお気に入りのプールまで川沿いを歩くと、そこにはすでにフィッシャーがいた。水が高いね、アクションあった?と聞くとノーアクションとのこと。地元のフィッシャーらしく、昨日はチャムが大量に入ってブリッジ下は凄かったよ。そうか、すでにキングサーモンは産卵のためにもっと上流に向かって、今はチャムと入れ替わっている最中なのだ。私としては、もう一度キングサーモンに相手して貰いたかった。
 
 
 
 

上流に緩いプールあるかな?と聞くと20分ほど歩くとたぶん、あるよ、とのことで、そこを目指す。川の至るところに産卵を終えたピンクサーモンの亡骸が散乱している。ピンクは生まれてからたった2年で大人になり産卵し死んでいくのだ。川沿いの浅い緩い流れには、まだ死に切れない腐乱状態のピンクサーモンがヨロヨコ泳いでいる。フィッシャーはこういう場面を何度も何度も見ているから慣れているかと言えば、決してそうではない。そういう光景を見るたびに何かしら考えることがある。サーモンの亡骸が川の栄養になるように、この光景が何かしら自分の心の栄養になればといつも思う。

 
 
 
 

目指したプールは他の場所よりも多少緩い程度で、やはりそこには部厚いカーテンのような流れがあった。それでも流れに緩急があり、たぶん緩いところにサーモンがステイしている可能性があると判断、立ち位置を確認する。SAGE#7 TCXのスペイ•ロッド、ラインはスカジット・スイッチ20フィートの510グレイン、シンクティップはT−14の12フィート、それでもたぶん軽いと踏んでティップの終わりに5ミリほどのスプリットショットを噛ます。それと3フィートのティペットの先のフライの頭にも小さなショットを追加した。フライは赤と黒のゾンカーマラブー。3投目ぐらいか、シンクティップがストップしたので軽くロッドをスッと上げるとサーモンはすでにフッキングしていた。チャムだ。キングの場合は突然、暴走したりジャンプしたりするのだけど、チャムの場合はトルクでズリズリ引きずるようなファイトをする。アクションの範囲は比較的狭いので精神的には余裕がある。それでも10分ほどはやり取りしていたかも知れない。さすがに力はあるので早々、岸には寄ってこない。最後に寄せたサーモンはオスで比較的フレッシュ、15、6ポンドぐらいか。一枚だけ写真を撮って、川に戻れるように暫く緩い流れの中でボディを支えて静かに前後しエラに空気を入れてあげる。そのうちゆっくりとプールの深みに戻っていった。この日は結局、このプールで4、5回当たりがあったのだけど、ランドできたのはこの1匹だけだった。それにしても、この日の釣りは同じチャムを釣った一昨日のスーク・リバーの釣りとは全く異なる。状況が完全に逆なのだ。川の状況判断、システムの選択と釣りの戦略はやはり重要ですね。

 
 
 
 

今日の写真の色調補正のテーマはブルー。青みの効いた写真にしてみた。なんとなく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Comment








matsuさん、こんばんは。
今日の写真の色調補正のテーマはブルー、何となく今日のmatsuさんの心境を反映しているような気がします。
この時期に本流で釣りをしていると、上手くは伝えられませんが、私もいろいろと考えさせられてしまいます。
from. Yun | 2013/10/08 21:29 |
Yunさん

ブルーを使ったのは気持ちがブルーという潜在意識の現れだったのでしょうか。(笑)
サーモンたちは命がけで産卵に川に戻りますし、人間は人間で狩猟本能がありますから
妙にセンチメンタルになる必要はないとは思うのですけど
リスペクトする気持ちというのはサーモンを含めた自然全体に対して持ちたいですね。
こちらのネイティブ・インディアンの人たちはそういうスタンスを昔から
持っていましたから、見習いたい気持ちです。
from. matsu | 2013/10/09 12:34 |
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