カナダでその日ぐらし20年男、絵と写真の制作メモ
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iron bridge
 JUGEMテーマ:写真日記





その昔、島の木材を切り出して輸送する手段は鉄道だけだった。

車社会の発達に従い鉄道は使われなくなって線路は次第に無くなった。

ただ島の各河川に架かった鉄橋は撤去するコストがかかるのか

取り残されて、今でもあちらこちらで見かける。

私はあちこちの川辺に釣り竿を持って立ち込んで

年中、水辺の景色を眺めているけど、こんな古い鉄橋がある風景は特に好きだ。

マッチ棒で作ったようなデザインが素敵でなぜかほっとする。


鉄橋に関しては子供の頃の強烈な思い出がある。


小学生の頃、悪ガキたちと町はずれの川にかかった東北本線の鉄橋に入り込み

足下の川の流れを見ながら、枕木を一歩づつ渡り歩く度胸試しをしていた。

何人か度胸があるところを証明したところで

自分たちの目の前に列車が止まっているのに気がついた。

そのうち線路の反対側から何人かの駅員が大声で叫びながら駆けつけてきた。

私たちはすぐに田んぼに下りてあぜ道を駆け抜けたのだけど

最後に橋を渡った子が捕まってしまったのだ。

私たちは東北本線の特急列車を止めてしまい、子供たちの親たちは警察に呼ばれた。

その後の事情はどうなったのか、記憶にないのだけど、もしかして

親たちは相応の賠償金みたいなものを払わされたのかも知れない。

その後、大人になるまで事あるごとにこの話を持ち出されるので

我が家では滅多にない大事件だったのだろう。


古い鉄橋を見ると、この出来事がすぐに心に浮かび甘くほろ苦い感覚を呼び起こすのだ。














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