カナダでその日ぐらし20年男、絵と写真の制作メモ
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mild weather
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休みの朝の海沿いの道は静かだ。

雨も降ってないし、写真だけみると季節が12月だとは到底思えない。

雨期に入ったと書いたのだけど、どうやら今年は例年に較べてかなり雨が少ないとのこと。

そういえば最近、雨が降ってもすぐに止んでしまい晴れ間が見えることが多かった。

気温も10度前後と穏やか。もっとも来週からは氷点下あたりまで冷え込むという天気予想。

クリスマスの飾り付けが終わった通りを眺めても、気分が盛り上がらないのは

モントリオールの雪に埋もれた厳しい12月とつい較べてしまうからだろう。

私はクリスマスなんかの気分よりも、この穏やかさの方が有り難いのだった。














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iron bridge
 JUGEMテーマ:写真日記





その昔、島の木材を切り出して輸送する手段は鉄道だけだった。

車社会の発達に従い鉄道は使われなくなって線路は次第に無くなった。

ただ島の各河川に架かった鉄橋は撤去するコストがかかるのか

取り残されて、今でもあちらこちらで見かける。

私はあちこちの川辺に釣り竿を持って立ち込んで

年中、水辺の景色を眺めているけど、こんな古い鉄橋がある風景は特に好きだ。

マッチ棒で作ったようなデザインが素敵でなぜかほっとする。


鉄橋に関しては子供の頃の強烈な思い出がある。


小学生の頃、悪ガキたちと町はずれの川にかかった東北本線の鉄橋に入り込み

足下の川の流れを見ながら、枕木を一歩づつ渡り歩く度胸試しをしていた。

何人か度胸があるところを証明したところで

自分たちの目の前に列車が止まっているのに気がついた。

そのうち線路の反対側から何人かの駅員が大声で叫びながら駆けつけてきた。

私たちはすぐに田んぼに下りてあぜ道を駆け抜けたのだけど

最後に橋を渡った子が捕まってしまったのだ。

私たちは東北本線の特急列車を止めてしまい、子供たちの親たちは警察に呼ばれた。

その後の事情はどうなったのか、記憶にないのだけど、もしかして

親たちは相応の賠償金みたいなものを払わされたのかも知れない。

その後、大人になるまで事あるごとにこの話を持ち出されるので

我が家では滅多にない大事件だったのだろう。


古い鉄橋を見ると、この出来事がすぐに心に浮かび甘くほろ苦い感覚を呼び起こすのだ。














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full moon in the morning
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バンクーバー島は完全に雨期に突入しており、連日の雨。

夏の間、ほとんど降らなかった雨の借金をせっせと返済してるかのようだ。

世の中のことはすべて帳尻が合うことになっているので

湿度の低い快晴があれだけ続いた夏の見返りに

この鬱陶しい雨の日々を受け入ることに何ら異論はない。

しかもここは私が苦手な雪が降らないわけだし気温も氷点下を割ることはないので

モントリオールの地獄の冬を思えば快適だと言ってもいいくらいだ。


さすがに日照時間は一年で一番短い時期になっていて

朝は7時過ぎまで暗く、夕方は4時半頃には薄暗くなってしまう。

これも夏場、夜の10時頃まで明るかったことを思えば「帳尻の法則」で仕方あるまい。

困るのは、朝、散歩に行く時間が取り難くなったこと。

休みの日は朝からフライの釣りへ出かけるし、

バイトの日は外が明るくなると家を出なくてはいけない。


先日はサーモンのシーズンが終わったので、久しぶりに休みの日でも釣りに出かけずに

早朝、ゆっくりといつもの馴染みのコースを歩いた。この時期、路面はほぼ濡れていて

乾くことはまず無いのだけど、天気は良いみたいで久しぶりに晴れた空を見る事が出来た。

おまけにゆっくりと明るくなった空には大きな満月がぽっかりと浮かんでいた。

朝の青空にスコンと満月。なかなかストレートで良いではないか。



















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lonely fisher
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デジタル写真を絵画方向へ補正する時に

まずやらなくていけないことは写真の精度を落としていくこと。

デジタルカメラが競い合ってきた高い解像感が邪魔になるのだ。

私が古いシネレンズやピンホールレンズをMフォーサーズのボディに付けるのは

素材を撮る段階で写真の精度を落とすためとも言える。


一方、素材段階では普通に撮ってPhotoshopの中でその作業をすることも多い。

単純にフィルターの「ぼかし」機能を使うのだけど、肝は選択範囲とレイヤーの透過度だ。

当たり前のことだけど、画面全体、均一にボカシをかけては絵にならない。

ボケるところと締める部分の使い分けでメリハリをつける。


次に色調補正だが、まず元素材の色味は忘れること。ベースになる色味ぐらいは

考慮してもいいけど、モノトーンだと思ってスタートするくらいが良い。

アップした元素材はご覧のようにほぼ色味が無かったので

私はプラグインのColor Efex Proでベースになるセピア色を探した。

その後、部分的に選択してオレンジやグリーンを強調して色調のバランスを取る。


このように私の写真は全くの作り物であり

ありのままを切り取る写真とは相当にかけ離れている。
















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sooke river in fall
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写真が発明された頃、それは「リアルな絵」を作る装置という位置づけだった。


つまり絵の側にカテゴライズされていたのだと思う。


私はピクトリアリズムや写真創成期の作家たちのテーストが好きなので

現代のデジタルカメラやデジタル機材を使いながら、時代を遡っている。

その行為は写真を「撮る」というよりもやはり「制作」している感覚が強い。

もちろん素材は「撮る」わけだけど、そこは全行程のスタート地点だ。


勘違いしてもらいたくないのだけど、「制作」しているプロセスは

決して元素材を加工して誤摩化しているわけではない。

元写真は素で見た時にやはりそれなりに良い写真であるべきだし

そういう材料が手に入った時に「制作」する気分になるのかも知れない。


素材を超えて違う世界へ行けるか、どうか。

それが私の写真の楽しみ方だ。




こちらは何もしていない素材そのまま。





















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reflection
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先日の川の素材を印象派絵画風に補正してみた。

元々がヘビーなPhotoshoperということもあり、この手の補正には抵抗ないし

自分の中ではそもそも絵画と写真の区分けが曖昧なのである。


この手の補正はPhotoshopの中でトーンカーブを中心にゼロから作ることもあるけど

最近は、一定の「偏り」を見たいのでフィルターを使うことが多い。

NikのColor Efect Proの中で極端な色の「偏り」を試すことで

全く意図していない方向が炙り出されて、それが案外に面白い場合があるのだ。

それを行くべき方向のベースに据えて、その後ノーマルのPhotoshop作業に戻り修正を加える。

テクスチャーはこの段階でレイヤーに加えて、透過状態を選択する。

透過させる条件も沢山あり、見え方はかなり違ってくる。


フィルターの使い方としては素材に対して一発掛けて終わりではなくて

そこを発想のスタート地点に「改善」するという姿勢がやはり大切かと思う。

つまりアイデアだけ借りてフィニッシュは自分の好みにしてしまうということ。

写真にフィルターの判子を押される前にスルっと逃げてしまうのだ。(笑)

















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sooke river in fall
JUGEMテーマ:写真



スークリバーで撮ったコンデジ写真なのだけど

画質の悪さとか、雰囲気を含めて昔のフィルムっぽさが出ているようだ。

この素材だったら、もっとボケとか噛ましたりテクスチャーを重ねたりする

いつものパターンにしても良かったのだけど、この半端加減が気に入った。


PhotoshopのプラグインColor Efex Pro 4.0Vintageを選び

そこでベースを作りトーンカーブで最終微調整。

写真の解像感を感じないベタとしたトーンが逆に絵画的に見えて

自分のツボにはまったということなのだろう。

時間があったら、いつものボケボケパターンでも処理して較べてみたい。







 
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new blog
JUGEMテーマ:写真


 

今後、釣り関連のコンテンツは新たに立ち上げた別ブログ「ひぐらしフライ」の方へ書きます。

このブログは最近、釣りブログに変わりつつありましたが

これで本来の写真関連のブログに戻れます。写真の方、少しさぼっておりましたが

心機一転、釣りの方をほどほどにして(笑)また写真制作に励みたいと思っております。

もちろん、川で撮った写真で自分で素敵だと思ったものはこちらへもアップしていく予定。

釣りに興味が無い方は今までどうり、このブログで。

釣りの記事も読みたい方は以下のサイトのブックマークを宜しく。


ひぐらしフライ

http://flycanada.jugem.jp







 
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hello, again
 



みなさま、お待たせしました。


「ひぐらしカメラ」の再開です。


と言っても、今、バンクーバー島へ向かう旅の途中。


3日前にモントリオールを車で出発して、トロント経由でアメリカへ入り


デトロイト、シカゴを通過して今はアメリカのサウスダコタ州のあたり。


この後、モンタナ州、ワシントン州を横切り、シアトルを目指します。


そこからフェリーでカナダへまた入り、目的地バンクーバー島のビクトリアへ。


はっきり予定を立ててないのですが、あと4、5日ほどかかる予定。


幸い、今はどんな田舎のホテルもネット環境は完備なので


まあ、旅の途中からブログ再開も良いかもと思った次第です。


ハイウェーを一日中ひたすら走って、


疲れてホテルで寝るという毎日で、残念ながら旅の写真は撮ってません。


暫くは過去のストック写真をアップしますので、ご勘弁のほど。





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最後に
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LUMIX GF1 + G 20mm f1.7 




私のアメリカ東海岸を刺激した二人のアーティスト。


アメリカ東海岸を最初に意識したのは、まだ日本にいる頃に

ジョエル・マイエロウィッツの写真集「Cape Light」を見た時。

その光の捉え方が新鮮でかなり衝撃を受けた。

大判8×10のネガフィルムで撮られたケープコッド周辺の景色は

西海岸の明るさに較べて、かなり異質な雰囲気。

その違いが何なのか、その後かなり経って実際に

メインの海岸に立つまであまり理解できなかった。




LUMIX GF1 + G 20mm f1.7 




その後、2004年にロンドンでエドワート・ホッパーの大回顧展を観た時に

やはりケープコッド周辺の海のコテージライフを数多く描いているのに気がついて

とても驚いた記憶がある。長年、ホッパーはシティライフを

切り取るソフィステケートされた画家だと思い込んでいたのだ。

絵の中のコテージに佇む人たちは、まさにビーチに座っていたあの老人たち。

薄曇りの空、海岸の砂の色、ビーチのフェンスなどまさに東海岸そのもの。




LUMIX GF1 + Kern Switar 25mm f1.5




そんなわけで、モントリオールに住んでる限りは

メインの海岸にはこれからも通って来るでしょう。

何度来ても、また来たくなる不思議な魅力。

来るたびに異なる海の顔を撮れれば良いのですけど。




LUMIX GF1 + Kern Switar 25mm f1.5




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